12/1デロデロ状態にもかかわらず、11時に起きてフロントで清算をすませるオレ。フロントのおじさんに「仕事だったんですか?」と聞かれ、つい「ええ、夜の仕事です」と答える。12時にみんな集合。これから7人で京都をぶらついて旅気分を味わう算段なのだ。移動の為みんなで電車に乗る。その電車には舞妓はんのイラストが描かれてあった。。。とっさに提督の事が頭に浮かびカメラに収める。「仕切りのプロ」若林くんと合流し、何か食べようって事になりうどん屋に向かう。その時、店の約50メートル東に本物の舞妓はんを発見!一瞬、提督の為に連れて帰ろうかと考えたが、犯罪行為になりそうなのでグっと我慢した。しかし、今思えば提督の為に何かするべきだったんじゃないか、と、反省。うどんをずるずる頂いた後、歩いて知恩院へ向かう。「ほほう、寺だな」とか言いながら階段を上がっていったのだが、近づいてビックリ。とにかくデカイ。何年かかって造られたのかは知らないが、「造れ」と言われたら「イヤです」とオレは言う事にする。煩悩の固まりみたいなオレ達なので、体を浄めようとみんなで香煙を買う事に。煙りを浴びていたら真治が「けむいですね」と言った。オレは彼の純朴さに心打たれた。確かにけむい。本堂に上がりしばらくまったりとして過ごす。「木魚」「梵鐘」「お経」。。。実に心地よい調べである。「この感覚はトランスに近いものがあるよな」「Moog
なんかも合うんじゃないか」「ここでレコーディングしたいな」と、だんだん本業の話に向かっていき、リズムをとったりしてしまうオレ達が哀しい。まだまだ修行が足りない。さて、これからどうしようか。。。と考えていたら、真治が「温泉とか良くないっすか?」と見事に的を突いたアイデアを出す。「それだ!」と即決してすぐさま若林くんのリサーチ。そしてオレ達はいきなりの温泉旅行へ突入する。目指すは「くらま温泉」。叡山電鉄で約30分の山奥にある秘湯である。かわいい電車に乗り込み、いきなりの展開に盛り上がるオレ達。山並に茂る紅葉を見ながらゆっくり電車は進む。いきなりコ−くんが「サルだ!」と叫んだ。それも3回。しかし、彼以外誰も確認出来なかった事がとても残念らしく、サルの模様や仕草をしきりにみんなに説明していた。鞍馬駅で電車を降り、しばらく山道を歩いて「くらま温泉」に到着。内湯もあったがオレ達は迷わず露天風呂へ向かう。普通
、外でハダカになると変態になってしまう訳だが、露天風呂は例外だ。オレ達は思う存分ハダカになった。せっかくなので、ここでみんなのハダカの印象を書き留めておく。
コーくん / クッション 若林 / 仏像 シロ / 木彫り テツ / 手羽先 真治
/ 筋肉 たくろう / はんぺん (残念ながらコブラは熱っぽかったので風呂はパス)お湯にゆっくり体を沈め、ボ〜っと夕日に染まりかけた景色を眺める。
。。。笑っちゃうほど気持ちがよかった。最初は「素晴らしい。。。」と言葉少なげだったテツが、だんだん「新幹線が故障」とか「山崩れで道が封鎖」とか訳のわからない事を言い出す。どうやら帰りたくなくなったらしい。でも、全員がそう思ってたのは間違いない。「なんか最高のイベントになったね」と、長い時間露天を楽しんだ。風呂から上がって、ビール飲みながら鴨鍋をいただく。「サイコ〜」とか「バンザ〜イ」とか言いながらの京都最後の食事だ。
サインを頼まれたんで、せっかくだからと全員でサインする。この世に一枚きりの貴重なサイン。オレが欲しかった。全てにおいて満足したオレ達は、そのまま駅に向かう。新幹線の時間ギリギリまで使って遊びまくった訳だ。見送りに来てくれたタカさん達に挨拶をして新幹線へ。帰りの車内でも、みんな喋ってて寝る様子がない。きっと、どことなく名残惜しい感じがあるんだと思った。旅の終わりはいつもこんな感じである。駅を出る時、真治だけ自動改札機で引っかかり出られない。何度チケットを差し込んでも引っかかる。しかし、よく見ると彼が差し込んでいたのは車の駐車券だった。その最後までみんなを湧かせた功績により、今回のMVPは真治に決定。オレ達は惜しみない拍手を贈った。キミの勝ちだ!最後までワイワイはしゃいだ旅もここで終わり。「また行こう!」と約束して、オレ達は別
れた。。。幸せの価値観というのは様々で、そして人それぞれでもあるけど、みんなで楽しめたイベントが出来て、バカみたいに遊んで、こんな幸せな事はないな、と、タクシーの窓に映るネオンを見ながら、オレは思った。今回関わってくれた全ての人にお礼を。本当にありがとう!!!
武内享