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2006年12月21日

ミーティング中!

BOXセット、4 OF USいよいよ完成間近!
byアルマジロ

2006年12月18日

アブラーズ vs 勝手にしやがれ

アブラファン、勝手ファン、ClubJazz好きなみんなに朗報!
勝手にしやがれの結成10周年を記念して
マンスリーで行われるらしいイベント「LET'S GET LOST」に
アブラーズも参戦!

まさに男と男のガチンコ勝負って感じですな(笑)

すごーく近いところにいるんだけど
なかなか一緒にやる機会なかったんで、ちょいと楽しみ!

それでは詳細を!!

それと、今回のイベントはアブラ仕切りじゃないんで
お問い合わせ等は下記のとおりでよろしく!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
TITLE 勝手にしやがれpresents "LET'S GET LOST"
   vol.2『 アブラーズ vs 勝手にしやがれ 』

ARTISTS 勝手にしやがれ
GUEST BAND アブラーズ
公演日 2/23 (金)
会場 CLUB QUATTRO
OPEN 18:30
START 19:30
料金(税込)前売:All Standing¥4,000(ドリンク別)
      当日:All Standing¥4,500(ドリンク別)

チケット発売日 12/23(土)

【一般発売プレイガイド】
チケットぴあ 0570-02-9999
ローソンチケット 0570-000-777
イープラス http://eplus.jp
Excite チケット http://ticket.excite.co.jp

【クレジット】
主催   HOT STUFF PROMOTION
企画・制作 SMA Players Inc
制作協力  CLUB QUATTRO / LIQUIDROOM
後援 EPIC RECORDS
協力   FreeStyle JamColony
INFO HOT STUFF 03-5720-9999  
www.red-hot.ne.jp/cb

2006年12月12日

コタツでミーティング

BOX用(4 Of Us)の曲をただいま検討しております
マニアな人にはたまらないラインナップにしたいと思っておりますので
乞うご期待!
byリットル

2006年12月05日

Cloverツアー裏日記 その3

CLOVERツアー裏日記 その3

さあ、今回が最後だぜよ、裏日記。
ちょっと長いけど、勘弁な!

ーー仙台もろもろーーーーーーーーーー

 この日、骨折マニアであるスタッフ隊長がやってきたので
 「正しい骨折について」などの話で妙に盛り上がる楽屋。
 この男、なぜかすぐにラムジーをいじり始めるクセがあり
 この日もラムジーをつねったりしてた(笑)

 ここの小屋はステージも小さめなんで照明が近くて大変。
 ライブ中に脳天が熱くなるんだぜ(笑)
 でも、汗かけばかくほどテンション上がるんで、この日もいい感じ!
  
 メシ後、玉突きマニアが集まってまたビリヤード大会(笑)
 ところが深夜2時くらいにお店のスタッフが
 「今日はこれから貸し切りなんですみませんが・・」と。

 なんとなくまだやりたかったオレ等だが
 貸し切った人が「矢沢永吉」だと知って、素直に退散(爆)

 「入り口であったらどうしよう」と思ってキョドったもんな、オレ。
 やっぱあの人は特別。会うと、なんか中坊みたいになるんだよね(笑)

 Bodyline御当地ネタ「国分町で待ってるぜ」

 ここで一旦東京戻り。
 一週間のブランクあるんで、ノリ壊れないようにしないと!

ーーコーストーーーーーー

 今回コーストを最終日にしなかったのは
 「なんかファイナル後に家に帰るのも寂しいなあ」という理由(爆)

 考えたら今までは必ずコーストでDVD用の撮影をやってた訳なんで
 今回はいつもとちょっと違うリラックスしたコーストだったな。

 でも家族がくると、なぜあんなにムードが変わるのだろうか?
 みんな「ほのぼのとうさん」みたいになるもんな(笑)
 本番前に「ホラ、暴れるのなよ〜!」と、
 子供に怒ったりするのは、東京しかない光景。

 この日のアンコールはハッキリ決めてなかったんだけど、
 照明の市川さんの
 「ミラーボール使いたいからパラダイスにしない?」
 との一言で、そうする事に。

 うん、こういう事がうれしいんだよね!
 ホント積極的に意見出してくれるんだ、現場のみんなが。

 オレの歌の時にお客さんのひとりが倒れる事件があったな。
 後でスタッフが、近くに医者と看護婦やってる人いて
 すごく面倒みてくれたんで助かったと教えてくれた。
 それ聞いて、みんなでグッとくる!

 ラッコも遊びに来てくれて、
 しきりに「ヤバいっす・・今回ヤバいっす!」って言ってくれたな。
 個人的な事だが、息子Aがライブの帰りに「今日のライブよかったね!」と
 初めてほめるような事を言ったので、ちょっとうれしかったよ(笑)
 
 Bodyline御当地ネタ 「ディズニーシーで待ってるぜ」

ーーー最後の旅ーーーーーーーー

 高松空港に着いたら暖かくてビックリ!
 フェイクファー着てる場合じゃなかったよ。

 高知の会場の下に楽器屋があったもんだから
 サポメンとオレは当然のように物色の為、店に入る。
 いい感じのビンテージドラムを見つけたテツは
 本気で買おうとしてしばらく悩んでた(笑)

 この日特筆すべきは、メンバー紹介の時にサポメンが自らしゃべり出した事。

 もうみんなはわかると思うが、アブラの現場はある意味自由(笑) 
 もちろん「それはマズい」って事があれば言うけど、
 サポメンにはまったくそういう事がない。
 
 みんなキチッと大人なんだよね、
 場の空気読めて、そして楽しむ事がうまい大人(笑)

 Bodyline御当地ネタ「帯屋町で待ってるぜ」

ーーーだだこね de 移動ーーーーーーーーーーーー

 高松終了後、そのまま松山に移動だったのだが
 途中よさげなうどん屋を見つけたもんだから、
 「うどん屋いこ〜よ〜」と、だだをこねるオレ等(笑)

 結局その店でゆっくりご飯食べてから松山へ!
 あ〜よかった、車の中はあんまり食いたくないんだよね。

 車内ではアルマジロが流れ星を探し始め、
 見つける事に「あっ、今流れた!」と報告してたんで
 なんかかわいかった(笑)

 途中、ラムジーが思いっきり口あけて寝てたんで、
 「何かを挿入してみるのも手だ」と思いおもしろそうな物を探すが、
 不穏な空気を察したのか(笑)目を覚ましてしまい未遂で終わる。残念!

 リットルはかなり飲んでたなあ。
 着く頃には「よくしゃべる人」になってた(爆)
 ライダーとテツはよく喋る(笑)
 ずっと何かしら「あーだこーだ」言ってたな。
 
ーー松山もろもろーーーーーーーーーーーー

 松山に着いたのは深夜1時。
 しかし、まだ飲み足らない酒リーダーのリットルの呼びかけにより(笑)
 リットル部屋で全員参加の「解禁したばかりのボジョレーを楽しむ会」が行われた。
 オレは一旦シャワーを浴び、その後合流したのだが、
 すでにリットルとアルマジロは、泥のように酔っており、
 フニャフニャになっていたよ(笑)
  
 オレは朝方おなかすいたんで街を徘徊。
 はなまるうどんがあって「今はこれだな」と思ったがクローズ(涙)
 結局吉野家しか見つからなかったのでそこで朝定食を食う。

 松山でのライブ、オレ等の「演奏」がすごくよかったんだよね。
 どこがどうとは、うまく言えないんだけど。
 もちろん「他がダメ」とか「ライブ全体がどう」とかそおいう事じゃなくて、
 オレ等のグルーヴがピシっとはまった感じ。
 こうなるともう手放しで安心!
 
 ライブ後メシ会の時は、なじみのイベンターさんと昔話に花が咲く。
 「チェッカーズがこっちに来た時は・・」等の今だから言える話聞いて、笑う(笑)

 Bodyline御当地ネタ「2番町で待ってるぜ!」

ーー初老なんでーーーーーーーーーーーーー

 アルマジロが朝から松山城に歩いていったというのを聞いてビックリ!
 「すごいなあ!」と言ったら、ぼそっと「疲れた」と言った(笑)
 そして見事な青空と城の写真を押さえてくるあたりが
 さすが「お天気ミュージシャン」である。

ーー船だ!ーーーーーーーーーーーーーー

 福岡への移動のため、松山から広島まで高速船で移動。
 そして広島から福岡は新幹線という行程となる。
 ぶっちゃけ、オレ、その辺ちゃんと見てなかったので
 「船に乗れるんだ!」と、妙に盛り上がる。
 
 途中寄った港に停泊してた潜水艦には感動したなあ!
 そのプラモデルでしか見た事ない全貌を目の当たりにして、グッときたよ。

ーー出てたーーーーーーーーーーーーーー

 広島の新幹線ホームでの出来事。
 ちょっと離れたところにラムジーが座って
 サンドイッチを食べていたので
 オレも一緒にそのベンチでくつろぐ。
 お日様がちょうどいい具合に差し込み、
 ポカポカといい気持ち。

 ラムジーのパン目当てに一匹のハトがやってきたので
 「オレ、ハト苦手だったんだよ」
 とか言いながら、のんびりとハトとたわむれるオレ達二人・・・

 そしたら、乗るべき新幹線が出発してた(爆)

 みんなは、動き始めた新幹線の窓から、
 のどかに談笑するオレとラムジーを見つけて、
 呆然としてたらしい(笑)

 とりあえずみんなに「ラムジーと手を繋ぎ、新横浜に帰ります」
 と、メールを打ってみた。

ーーアブラサミット Vol1ーーーーーーーーー

 福岡に着いた夜、初のアブラクラブイベントである
 アブラサミットの会場「MAGENTA」へ。

 サミット、すげえ楽しかったよ!!!

 みんなDJは初めてなんだけど、いやいや脱帽ですな。
 選曲にちゃんとキャラ出てて、すごく楽しめた。

 みんな本番前、楽器さわらずにDJの練習ばかりしてたな(笑)

 ラムジーの「つなぎのうまさ」には驚いた!
 完璧にBPM合わせて、曲途中のフィルあたりでサラっとつなぐんだよね。
 普通は、慣れないとそのツナギ方は勇気がいる。
 「やっぱリズム楽器やってると違うんだな」と、素直に感心したよ。

 そして2回のセッションもスゲエ良かったんだよね!
 「話しながらお題となるタイトルを決めてそのままジャムる」
 という、クラブならではのセッションにしてたんだけど
 想像以上にいい感じでビックリ!
 店のオーナー(元スカロケッツ)もパーカッションで
 飛び入りしたりして、ホント、楽しいセッションだった!

 え〜いつもながら、どんな曲だったのかはやってる本人も
 さっぱり覚えてないので、ご了承ください(笑)

 深い時間になるとみんなかなり壊れ始めたが(笑)それもまた一興。

 飯野っちが酒を飲んでたのにもビックリ!(彼は飲めない人)
 「いい感じのライダー」に変身しており「楽しいっす!」連発だった。
 テツは酔っちまって「楽器に興味がある中学生」みたいになってたな。
 オレのエフェクターに水こぼすし(爆)
 2回目のセッション途中にアルマジロが

 「もうどうでもよくなってきた・・・」

 と、つぶやいたのも、オレは聞き逃さなかったよ(笑)
 リットルは深夜3時くらいにぐっすりお休みになられました(爆)

 サミット、次のツアーの時もやるよ。
 いろんなトコでやりたいな!

 ちなみに次の日はオフ。
 オレは部屋で終日グタグタして過ごして、夜はビリヤード。
 無口で評判の(笑)ローディー伊藤に負けたのでヤケ酒を飲む(ウソ)
 
ーーー福岡もろもろーーーーーーーーーーーー

 会場入りする前にキャナルシティーで公開ラジオ番組に出る。
 アブラでこういう事初めてだったんで妙に面白かったよ!
 
 今回は福岡でDVDのシュートする事にしてたので
 監督の加納達撮影チームもここ福岡から合流。

 いつもの事だが、福岡は父兄参観状態であり
 なんとなく「親が見てる」という不思議な呪文にかかる(笑)
 別に普段見られて怒られるようなライブはしてないのだが
 やっぱこの微妙な在り方も一生変わらないんだよな。
 
 Bodyline御当地ネタ「久留米で待っとるばい」

ーーーそして宮崎へーーーーーーーーー
 
 終演後、福岡でサクッとメシ食って宮崎まで3時間半かけて地走り。
 宮崎に着いたのは3時ちょっと前くらいだった。

 部屋が妙に広かったんで興奮したオレは(?)
 4時くらいからフラフラ街へ出発。
 週末って事もあり繁華街がすごく賑わっていたので、また興奮した(?)

 最終日はとても心に残るステージだったな。
 もちろん内容や気合いはいつもどおりなんだけど、
 やっぱりあのムードや一体感は「最終日ならでは」だよ。

 今回のパッケージはもうこれで終わりなんで
 「いい感じになったなあ」と、演奏しながらしみじみ。
 でもプレイはアゲアゲだけどな(笑)
 全員、すっかりパッケージになじんでるので
 「アツいけど余裕ある」プレイだったね。

 スタッフももうノリノリ!
 「いたずらモンスター!」では自分等で仕込んだモンスターの
 お面付けて、ちゃっかりライブに参加してるし(笑) 

 なんていうんだろ・・ハコの大きさとかそういう事じゃなくて
 ああいうムードのライブが出来てる事にすごく幸せを感じる。
 あの一体感はなかなか味わえないんじゃないかと思うんだよね。

 最後のメンバー紹介の時、ライダーがすごく泣かせる事を言ったので
 ヤバくなってきたオレは、こう・・「しかめっ面」だった模様(爆)

 彼がなんて言ったのかは書かないでおく。
 もったいぶってる訳じゃなくて、
 言葉だけで「あの時」を伝えるのは無理だ。 

 オレ等は音楽が仕事になっている訳だけど、
 それは幸せな事でもあり、同時に苦悩する事でもある。
 でも、それぞれ元はといえばただの「音楽好き」から始まったのは間違いない。
 そういう「根っこの想い」を呼び起こすような場所に
 アブラ現場がなれてるんだとしたら、とても幸せ。

 アンコール後、もう一度ステージに上がり、お疲れカンパイ!
 オレ等もスタッフも来てるみんなも、いい顔してたな!!!

 そのあと? 
 ああ、ガッツリ飲んださ(笑)もちろん! 

ーー最後にーーーーーーーーーーーーー

 今回オレは「生涯現役」とツアー中に言ってきたんだけど、
 それは自分達だけの事じゃないんだよね。
 「好きな事はいつまでも好きでいいじゃん!」
 って気持ちを持てれば、人生ずっと楽しめるんじゃないか、と。

 歩き方は人それぞれ。
 自分のステップで進んでいこうぜ!

 最後に、関係各位にこの場を使って最大のサンキューを!!
 じゃ、また来年!
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 という訳で、長々とお付き合いありがとう!
 これで「Cloverツアー裏日記」全て終了でございます!!
 

2006年12月04日

Cloverツアー裏日記 その2 

細かく書けば書くほどオレのいい加減さが見えてくる、
突っ込みどころ満載の裏日記になってますな(爆)

その2でございます。
ちと長いけど(笑)


ーーー男の責任感ーーーーーーーーーーーー

 ツアー中、なぜか「会場入り前のメシリーダー」になったライダー。

 新潟でも彼の誘いで、うまいへぎそばを食いに
 リットルとテツとオレの4人で出かけた訳だが、
 行ったらお目当ての店が移転していてそこにない!
 それを見たライダーは、オレ等3人の事をまったく気にする様子もなく、
 何も語らずにどんどん一人で先に進んでいく。

 そして、そのうち見えなくなった(爆)

 「・・・いなくなったね」と言いながら(笑)交差点で呆然とする3人であったが、
 しばらくすると遠くの角にライダー発見。
 思いっきり手を振ってるところをみると、無事にソバ屋発見の模様(笑)

 うむ、男をみたよ、ライダー!

ーーーエロ方向ーーーーーーーーー

 新潟のブレイクタイムで、数年前ここをぶらついた経験があるオレが
 「駅前に個室ヌード宇宙船ってのがあってさ」的な話題を振ったら
 「オレも連れてけ」とか「エロオヤジ」的な
 ベクトルに進んでしまったので、やや困った(笑)

 そうそう「サウナ・サニー」も見たな、みんなで。
 笑ってたよ、みんな、「ここにもいるよ!」って(笑)

 Bodyline御当地ネタ「古町で待ってるぜ!」

ーーーメシ屋で仕事ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 新潟のホテルのネット回線がうまく繋がらなかったので困るみんな。
 「どこでも仕事状態」はあんまり好きじゃないけど、
 こればっかりはしょうがない。

 「こりゃ明日のサッポロまで無理だな」とあきらめてメシ屋に行き、
 オレが日記ネタを書こうとiBook取り出したらなんと電波が飛んでるのを発見!
 みんなに伝えたら、一斉にみんなPCを取り出しメール確認をやり始め、
 そして、仕事のマジ電話をバンバンやり始める(笑)

 マカーのオフ会みたいだったよ(爆)

ーーーやめられない男達ーーーーーーーーーーーー

 メシの後に、玉突き好きが集まって今回初の玉突き大会!
 メンバーはオレ、ライダー、PAの田村、
 モニターの近藤、ローディーの大森の5人。

 ビリヤードはかなり時間を忘れるゲームなんで
 オレとライダーはスタッフチームの睡眠時間なんかを
 大人のフリして気にしたりしたのだが、
 ヤツ等はやる気満々であり、結局朝までグタグタやり続ける。
 結局スタッフチームは出発の1時間前くらいまでやってた事になる(笑)

くっそー、近藤の一人勝ちだったな(笑)

ーーーベースがうなるーーーーーー

 今回「夜の東京」でアルマジロがベースソロをやった。
 彼のベースソロはアマチュアの時の名曲「シコシコベイベー」(爆)
 のチョッパーソロ以来なんで、とても見応えがあった。

 実はClover作ってる時、ウチで酒飲みながら楽器さわってた時に
 ベロ酔いしたアルマジロが急に一人でベースを弾き始め、
 5分ほど自分に酔ってたので(笑)リットルとオレはクスクス笑いながら
 黙って見ていたという事件があった(事件か?)
 弾き終わったアルマジロにリットルがタイトルを聞くと

 「海のもの 山のもの」

 と、ボソっと言ったので、オレ等二人、即死(爆)

 この事件が今回のベースソロに繋がったという次第(そうなのか?)
 今後ライブでは「お約束のひとつ」にしたいなあ。

ーー前衛劇の領域ーーーーーーーーーーー

 オレが今回歌ったのは「かえせ太陽を!」という
 アバンギャルトな怪獣映画「ゴジラ対ヘドラ」のテーマ曲。
 チャンスがあれば観といた方がいいよ、この映画(笑)

 ライブでは、もはや歌というカテゴリーから飛び出しそうな
 域にまで育っており、これじゃ前衛舞台だ。
 ここまで来たら、この先何が待っているのだろうか(爆)

ーー宙を舞うタオルーーーーーーーーーーー

 アルマジロ曲は「トラベリンバス」。
 もちろんお約束どおり永ちゃんのナンバーである。
 この曲をやる時はアルマジロの人格がかなり変わるのでおもしろい。
 リハ中もなんか「逆らえないムード」が漂う(笑)

 本番中はスタッフもタオル投げまくってて
 見てるオレ等も上がるんだよね!

 <タオル投げ豆知識>
  照明の市川さん(永ちゃんの照明さんでもある)によれば
  「タオルはちょっと濡らさないと、まっすぐ下に落ちてこない」
  との事(笑)

ーー愛してるーーーーーーーーーーーーー

 リットル曲はスター錦野の名曲「空に太陽があるかぎり」。
 リハの早いうちにリットルが自分でこれを出してきた。
 昭和歌謡ってカテゴリーだといろいろチョイス出来るんで
 うらやましいよ(笑)

 昔の曲はホントに勉強になるよ。
 この曲も途中の進行が妙にかっこよく、リハ中にみんなで感心!
 
 アレンジもかっこよかったし、
 リットルが真面目に歌えば歌うほど妙に面白さがこみ上げてくる、
 なかなか奥深い曲に仕上がったな(笑)

ーーー野獣ナイトーーーーー

 札幌に来たらまずはジンギスカン!
 ええ、狂ったように食いますな、オレ等(笑)

 こおいう場合、どの組み合わせでテーブルに座るかで
 食材の消費スピードが変わってくるのだが
 オレのいたテーブルはみんな「レア派」だったので
 まるで生肉を食ってるような勢いで肉をこなしていった。
 オレのポイントはタマネギだな。生でもバリうまい!

 予想はしてたが、案の定みんな食い過ぎてグロッキー気味だったんで
 とりあえずおとなしくホテルに戻る。

 宿泊者なら誰でも使える大浴場があったので、早速フロへ。
 テツと長老(照明の市川さん)も後からやってきたんで
 しばしハダカの付き合い。テツは細い体してるなあ(笑)

ーーライブで祝杯ーーーーーーーーー

 札幌の本番でアルマジロのバースデイをする。
 当然本人に知られないように事前にいろいろスタッフと話して
 ケーキなどを仕込んでいた訳だが、
 ちょうど歌コーナーのところでやる予定だったもんだから
 スタッフが舞台袖でローソクに火を付けてたら
 マイクを取りにきたご本人に見られたらしい(笑)

 舞台監督が「ちくしょー見られましたよ」とへこんでた(笑)
 オレはその模様を携帯で撮影し、本番中にアブログへアップ。
 科学だよ、科学!
 
 Bodyline御当地ネタ「ロビ地下で待ってるぜ!」

ーースタッフがツナギを!ーーーーーー

 札幌のライブの時、気づいたらスタッフ全員が
 ツナギに着替えてるんでビックリ!

 聞いてみると、地走りで新潟から札幌に向かう途中
 八戸のフェリー乗り場の近くで買ったらしい・・・。

 ・・・マジでグッときた出来事だったんだよね。
 その気持ちがメチャメチャうれしい。

 うちのスタッフ、サイコーっす!!
 
ーー世の中せまいなあーーーーーー

 偶然に別現場で札幌に来てたテツが師匠と呼ぶドラマーを紹介されたのだが
 彼はなんと久留米出身! そして、年も意外と近い。
 で、いろいろ話してたらオレの高校の時の彼女の弟の同級生で、
 家に遊びにいく仲だった事が判明し、びっくらこく!!

 札幌で「ただお」って名前聞くとは思わなかったなあ(笑)

ーー札幌の夜もーーーーーーー

 メシ後、札幌に来たら必ず行くラムジーの行きつけの店に移動し
 飲んだり、ビリヤードしたりして過ごす。
 その店になぜか置いてあったハゲカツラやゲイシャカツラを見つけ
 オレとラムジーはよろこんでかぶったまま玉突き。

 アルマジロとリットルはベロベロだったな(笑)

 リットルは玉突きのフォームがとてもキレイなので
 ライダーと関心して見てたのだが、
 途中で手玉ぢゃなくて9ボールを打とうとかしてたので
 「もはや打てる状態じゃない」事に気づき、そっとなだめた(笑)

 その後、ふと見るとなぜかリットルがゲイシャカツラを被ったまま、
 渋く、淡々と飲んでたのが、とても印象的だった。

ーー途中帰宅ーーーーーーーーー

 札幌から仙台にみんなが移動する日、オレはageHaに行く為に一度東京へ。
 この日のageHaは「GOLD NIGHT」でもあり、
 「アブラーズの心」の時にあんな無理なお願いを聞いてくれて、
 スケジュール調整してくれた、ageHaのプロデューサーの
 セイジの誕生日会でもあった。

 チェッカーズ解散後のオレを支えてくれた仲間が大集合だったんで
 それはキッチリいかないとね!
 
 余談だが、あの日本を代表するDJのEMMAとNORIが、
 年功序列によりペーペー扱いなのが笑った(笑)


その3へつづく・・・

2006年12月03日

Cloverツアー 裏日記 その1

みなさんお待ちかね!
怒濤のCLOVERツアーの裏日記でございます。

いつもどおり、私アンバサダーの主観で書いてるので
勝手な内容だけど、ま、そんな感じという事で。

それと、細かい内容のレポはみんなにまかせた!
・・・そんなにマメに覚えてない(笑)

ーーリハだぜよ!ーーーーーーーーーーー
 
 今回は10月9日から25日までの期間に計8回のツアーリハ。
 リハは、ある意味一番頭を使う時期とも言える。
 ヘンな話、本番は始まったら演るしかない訳だが
 それもリハあってのものだからね。

 今回はサポメンがリハの時からスゲエ意見出してくれたんで大助かり!
 普通に「あの曲やりたい」とか「これじゃイキきれない」とか(笑)
 まったくもってバシバシ意見出してくれるようになった。
 
 音を一緒に出す以上、線引きは関係ないんで
 オレとしてはこの「バンド感あふれるムード」はすげえうれしい事。

 今回のオープニングの「サポメンだけのセッション」も
 アブラ3人は(あえて)ノータッチ。
 「あーだこーだ」3人で言いながら(笑)かっこいいオープニング作ってくれた。

 そうそう「人の感覚っておもしろいなあ」と思ったのが、
 チェッカーズの頃からさんざん「楽器陣が演奏しヴォーカルを迎え入れる」って
 スタイルをやってたはずなのに、アブラでは全然その発想がなかった事。

 なぜかというと「迎え入れる側」だったからね、オレ等(爆)

 「サポメンに乗っかる事が出来る」って発想を
 キチッと持てた事はすごい収穫なんだよね。

 そして「歌モノコーナー」に至っては
 もはや本人が「あれ歌いたい」って事じゃなくて
 全員でソロ取るヤツをプロデュースしてる感覚に近い。

 「アルマジロはタオルだろ」とか
 「アンバサダーはもっと狂った方が」とか
 「リットルは名曲でうっとり」とか(爆)

 そういうイメージ話から入ってそこから曲を絞り込んでいく感じ。

ーー新曲を練り上げろ!ーーーーーー

 曲ってのはやればやるほど育つ訳で、
 そういう意味では新曲が既存の曲よりもどうしても見劣りしちゃうんで
 新曲のアイデア出しにはかなり時間かけた。 

 終わってみて「おもしろいなあ」と思ったのが「夜霧の口笛」。
 リハでやってみたら、悪くはないんだけどライブ的には何か足りない。
 「アイデア出ないよ・・」とアブラ3人でかなり煮詰まったが、
 開き直ったところで、あのアホな「あいつショー」が浮かんだ(笑)

 当然、毎会場「あいつ話」は変えていく訳だが
 ずっとやってると「あいつのキャラがだんだん見えてくる」という
 不思議なワナにハマってきたんだよね(笑)

 つまり、ライブがこの曲を「不思議なムードの曲に育てた」って事になる。
 オレ達ミュージシャンがそういうイメージもったら、そういう風に弾くからね。
 音楽の面白さがわかる一例だと思うよ。

 チェッカーズの頃はライブは基本的に「レコードをキチッと再現する」
 って事に終始してた感じがあったけど、アブラはそうじゃないんだよね。
 アルバム用のアレンジがあって、それがリハで様変わりして、
 そしてライブでどんどんみんなの気を吸収して
 「こんなに大きくなりました!」みたいな(笑)

 音楽の醍醐味だね!

ーーー初日は大阪で!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 初日の大阪へは当日新幹線で移動。
 みんなどうやら元気いっぱいのご様子!
 
 初日のリハはけっこう時間がかかるもの。
 ちょっと甘いポイント等を確認しながら時間かけて進める。

 本番前、衣装のツナギに着替えてみたら
 慣れないせいか股のあたりがスカーっとユルくてヘンな感じ(笑)
 どうやらその違和感はオレだけだったみたいだな。
 
 リハでキッチリ詰めてた事もあって
 初日の大阪からかなりの完成度だったんでグー!
 
 Bodyline御当地ネタ「ミナミで待ってるぜ!」
 
ーーーお約束ーーーーーーーーーーーーーーー
 
 オレのプチ注目点であるアルマジロのMCだが、
 もはやお約束の域に達した「お天気を中心とした語り」であった。
 なので、とても安心した(?)

 こうなったら本気で「気象予報士」になり、ベースを弾きながら
 低気圧などの事を熱く語るのもアリなんではないかと思えてきたよ(笑)

ーーー朝からご苦労さん!ーーーーーーー

 大阪のMCの時、リットルが明日朝のテレビに出て、
 アブラーズの宣伝をしてくると言うのでビックリ!

 マネージャーの健ちゃんに聞いたら
 「今は告知がないんでアブラやっときますよ」との事。

 経緯、流れがよく見えなかったが(笑)うれしい話っすな。
 感謝っす!

ーーー訳のわからない緊張感ーーーーーーー
 
 「ブレイクタイム」から「歌コーナー」までの「間」を

 「リットルが淡々と一人語りをしているのに
  話の腰をブチ切って演奏が始まる」

 という、ある意味わかりづらい特殊仕掛けを作ってみたら
 その「どこでブチ切るのかのタイミング」に
 ウイルスがかなり精神的労力を使っていた模様(笑)

 「だっていい話の時にブチ切ったらファンの娘に怒られそうなんだもん」

 との事だった(笑)

ーーーある意味才能?ーーーーーーーーーー

 ブレイクタイムで

 「メロウな曲に合わせてラジオ番組風MCを即興で歌にする」

 という、これまた本番にならないとどうなるのか見えない
 遊びをやってみたのだが、毎回すごくよかったのでビックリした(笑)

 でもオレ等的には、あれならフツーにやれる。
 楽器でやってる事を声に置き換えただけだからね。
 
 どこかで「ダメオヤジ〜」とか言いながら最後締めた時あったな。
 アレには笑った(笑)

ーーー名古屋でパンツーーーーーーーー
 
 今回、アンコールの時はみんなロングTに着替えて
 ツナギの袖を腰で結び、普通のパンツのように着ていた。

 名古屋ライブでのアンコールの時。
 なぜか着替えにモタモタしたオレはツナギの処理の仕方がマズかったのか、
 ツナギの股の部分が自分のひざの位置になっていた。

 これじゃあ「B-BOY」というより「どらえもん」である。

 そしてアンコールの「オーイェイ」をやってる時に
 なんとなく結んだ袖がゆるみ始めたのを感じた。 
 もしこのままゆるんでしまったら何の躊躇もなくツナギは足下にストンと落ちる訳で、
 そしたらオレはパンツ姿でギターを弾く事になる。
 タイミングよくブレイクと重なったらパンツで「オーイェイ!」と叫ぶ訳だ。

 「神になるのは今だ!」

 と、悪魔の声が聞こえたが、
 ミュージシャンの道まで途絶えてしまうような気がしたので(笑)
 グッと踏ん張ってプレイした。

 Bodyline御当地ネタ「栄で待ってるぜ!」

ーーー福井もろもろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 名古屋終了後、一旦東京戻り。
 後日、東北新幹線で福井に向かう。

 福井の会場に着いた後、時間があったんで
 サポメンとソースカツ丼を食いに街へ出かけた。

 ライダーが食い終わった後に
 「ヒレとロースが乗ってたの、わかりました?」
 と、素晴らしい洞察力をみせたので、脱帽。

 その後、なかなかマニアックなオモチャ屋を見つけ
 ついズルズルと引き寄せられるように店内へ。
 そのはしゃぎっぷりは、まったくもって子供のようだ(笑)

 ソースカツ丼はとてもウマかったのだが
 「ご飯の上にカツがのってソースがかかっているだけ」だったので、
 ライブ中に「キャベツが一緒にのってたりしてもいいんじゃ・・」
 的な発言をしたら、会場中にダメ出しくらったよ(笑)

 本番までけっこう時間があったんで、楽屋でダラダラ世間話。
 この日ライダーがサポメンを「アブラブラーズ」と命名。
 なので、勝手ながらライダーがリーダーという事で(笑)

 ライブ会場の「響きのホール」はまた独特の作りでビックリ!
 いろんなイベントに対応出来るような作りなんだろうな。
 なんか文化祭的なムードで楽しいライブだったよ!
 
 Bodyline御当地ネタ「片町で待ってるぜ!」
 
ーーー4時間のドライブーーーーーーーーー

 福井終演後、次のライブ会場がある新潟へ4時間かけて車で移動。

 こういう移動中にうっかり寝てしまうと後が大変なんで、
 みんなでバカ話をしていたら、リットルが急に

 「最近デートしたのは、いつ?」

 という「合コンネタ」のようなお題を出してきたので、みんなで乗っかる。
 ・・・意外な回答が意外なヤツからあったりして、かなり盛り上がる(笑)

ーーゴム製?ーーーーーーーーーーーー

 リットルが履いていたモノを「長靴」と思ってるヤツがいると聞いた。
 そうじゃない、アレは軍用ブーツだよ(笑)

ーーバンザ〜イ!ーーーーーーーー
 
 今回ショウタイム用に「楽屋でバンザイ!」という
 まったくもってくだらないネタを撮った。
 疲れた時に見ると、少しクニャっとなれて意外によさそうなので
 みんな試してみるとよい(笑)  


その2へつづく・・・

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