。。。実はそっと前乗りしてたオレ達別にやましい事を考えてた訳じゃない。
ただ、「お寺の素晴らしさ」「紅葉の赤さ」 「六甲の防衛センター」などの事をもっと知るためにはどうしても前乗りする必要があったんだ。。。
「裏トゥモロー日記」〜京都の夜はふけて〜
11/29
全ての準備を26日の時点で済ませている我々は、意気揚々と新幹線で京都に向かう。メンバーはオレ、コブラ、コーくん、シロ、タクロウの5人。残念ながらテツと真治は仕事の為当日入り。少しだけ「かわいそうだな」と思ったが、思うのはそれくらいにしといた。5人の気持ちはすでに京都なのだ。みんな前日あまり寝てないくせに新幹線でも喋りっぱなし。まるで子供だ。ただ、シロが席に着くなりバックからバーボンとショットグラスを取り出しグイグイ飲み始めたのには驚いた。「この男、29才じゃねえ。。。」4人がそう思ったのも仕方がないだろう。京都に着き、メトロのタカさんと泉美ちゃんと合流し、ホテルに向かう。実を言うと今回ホテルがどこもいっぱいでなかなか決まらなかったのだが、ウルトラセブンでキングジョーが壊した「六甲の防衛センター」の撮影場所、京都国際会議場という、円谷マニアのオレにはよだれものの宿泊先をげんちんが用意してくれた。なかなか良い部屋だったが部屋ごとのベランダが全て続いており、ピーピング癖のあるお方には絶好の条件であった。オレも隣をのぞいた。コーくんがいた。十分にのぞいた後、タカさんの計らいで夜の永観寺に出かける。ライトアップされた紅葉は実に見事で、思わず「赤い!」と叫ぶ。本堂にあった観音様は横を向いていた。どうやら「見返り観音」と言うらしい。なかなかセクシーだなと思ったが、口に出すと回りのお年寄りから非難を浴びそうだったのでグっと我慢した。永観寺を出た後、いちおう大人なのでメトロに出向き当日の段取りなどの話を詰める。このいつもはバカなオレ達だが「やる時はやる」この感じはステキだ。「これだけきっちり打ち合わせればもうコワイものはない」と、少しいい気になった。その後、京都の仲間「若林くん」、鼓奏者の「くにおちゃん」、 カメラマンの「ヨッシー」と落ち合い、酒や焼きうどんを摂取しながら朝まで騒ぐ。  話題としては「たくろうの真性ホモ疑惑」「珍獣」「津波」など。
続く